ソウル路地裏の宿と アクシデント [旅行 韓国]
今回の宿泊先は1泊2000円程度の宿。
“オンドル付き”(韓国風の床暖房)ということと、
見学をしたいと思っていた昌慶宮に近いということもあって、
この宿に決めました。
あらかじめインターネットで予約をして出発。
SAE WHA HOSTEL
ソウル市 鍾路(ジョンノ)区 益善(イクソン)洞 79
内部の写真は撮りませんでしたが、やや古めかしい建物。
でも一応朝食付き。バスタブ、トイレ付き。
部屋の大きさは、6帖くらいの広さはあったかと思います。
小さな冷蔵庫も部屋に1つ。
かなり安定したWiFi環境も整えられていて、無料で遣うことができました。
日本的なイメージで言えば、地方都市の「駅前旅館」といった感じです。
宿の紹介サイトに”場所がわかりにくい!”との書き込みがありましたが、
google mapで難なくクリア。
さらには、地下鉄を出て紙切れとスマホ画面を覗き込む母娘を見て、
韓国のほろ酔い気分のおじさんが声をかけてくださり、
それを機具した若いお兄さんがまた声を掛けてくださり…
そこへまたその方の知り合いが通りかかり…道案内会議に加わり…
どうも日本よりも観光客に対して親切なのかもしれません。
ただ、韓国語がある程度理解できないと、
確かにほろ酔い気分のおじさんが近づいて来た時には、
愛想悪く無視してしまうかもしれませんね。
======エビソード....またはアクシデントとも======
原因はノロウイルス?だった??
今回のソウル旅行の目的は、前回写真に収められなかった
世界遺産の宮殿建築を見学することと、
昨年の秋からソウルの女子大へ留学中の娘の様子を見に行くこと。
(というより彼女の冬物を持ち帰ることか…)
orangeは、木曜日の晩に到着し、
金曜日、土曜日には、娘も宿で同じ部屋に泊まっていました。
土曜日は、色々と街のなかを見て、韓国風定食でユッケや生ガキも食べて…
チムジルバン(찜질방)汗蒸幕と呼ばれるストーンサウナへも行って…
帰りにロッテマートで少し買い物をして…とかなり充実した一日を過ごしていたのですが…
その夜になって、娘が気分が悪いと
深夜1時か2時頃から何度となく嘔吐下痢を繰り返し…収る様子もないので、
宿のオーナーさんにお話をして(英語と日本語が少し理解できる方だったので…)
部屋に来てもらい、あとは娘が、苦しい状況の中で韓国語で事情を説明。
オーナーさんは、最初はタクシーを…とおっしゃっていたのですが、
救急車の方が受け入れがスムーズだろうとの判断で
なんと娘は救急搬送されることに…なってしまいました。
119番 韓国でも救急車は 119です。
(お世話にならないに越したことはありませんが…もしもの時は…)
救急隊の方はとてもやさしく、丁寧に娘に接してくれていました。
orange「オモニ」(母)はいくつかの単語以外、
韓国語は全く理解できないので、
救急車を下車する時にひたすら「カムサハムニダ」を連呼するしかありませんでした。
それから救急処置室へ入った娘は、
脱水症状を防ぐための点滴を2本受け、細菌を殺すための薬剤を入れ(だそうです…)
…延々8時間…ベットに繋がれたのであります…
その傍らに座るorangeオモニは、
看護士さんが、血圧を計りに来るたびに「カムサハムニダァ」と感謝する以外に
何も聞くことも言うこともできず…
ぐったりしている娘を眺めるだけで…全く情け無い存在でした…(汗)
…言葉がわからないという事がこれほど、手も足もでないことなのか…と
実感した出来事でした…色々な方にお世話になりながら思うようにお礼も言えないと
いうのは全く歯がゆいことですね。
それにしても、いつの間にか娘はかなり韓国語に習熟したようです。(親バカです)
お騒がせ娘は、「英語は怪しくなって来たなぁ…」とボヤイていますが、
まぁそれはいずれ必要に応じて思い出すでしょう。
ということで、しっかり留学効果を身体で示した結果になった
アクシデントでした。
留学をお考え中のみなさん!こんなことにたじろいではいけませんね。
体験を通して覚えられる単語というものもありますから。
(でもできればある程度語学力を付けてからこんなことは遭遇したいものです…汗)
==救急搬送の費用==
病院の会計窓口では日本円にして3万円程度を支払いました。
旅行者の方が同様のケースに遭遇した場合も
まずはその金額を支払う必要があります。(旅行用保険で事後処理ですね)
(娘の場合は、留学生用の現地の保険がカバーするので1割負担で済むそうです。 後日返金処理があるとのこと)
大きな内科の救急病院でしたが、英語は???でした。
もちろん日本語も×です。
病院内部は、日本の中規模病院と同じ様な作りでとても綺麗でした。
「ただ…言葉が違っただけ」他はほんとうに日本のようでした。
==おまけ==
そんなこんなの娘の傍にずっと居たのに
orange感染せず…
寝不足と強烈な異文化体験の疲れだけが…
“オンドル付き”(韓国風の床暖房)ということと、
見学をしたいと思っていた昌慶宮に近いということもあって、
この宿に決めました。
あらかじめインターネットで予約をして出発。
SAE WHA HOSTEL
ソウル市 鍾路(ジョンノ)区 益善(イクソン)洞 79
内部の写真は撮りませんでしたが、やや古めかしい建物。
でも一応朝食付き。バスタブ、トイレ付き。
部屋の大きさは、6帖くらいの広さはあったかと思います。
小さな冷蔵庫も部屋に1つ。
かなり安定したWiFi環境も整えられていて、無料で遣うことができました。
日本的なイメージで言えば、地方都市の「駅前旅館」といった感じです。
宿の紹介サイトに”場所がわかりにくい!”との書き込みがありましたが、
google mapで難なくクリア。
さらには、地下鉄を出て紙切れとスマホ画面を覗き込む母娘を見て、
韓国のほろ酔い気分のおじさんが声をかけてくださり、
それを機具した若いお兄さんがまた声を掛けてくださり…
そこへまたその方の知り合いが通りかかり…道案内会議に加わり…
どうも日本よりも観光客に対して親切なのかもしれません。
ただ、韓国語がある程度理解できないと、
確かにほろ酔い気分のおじさんが近づいて来た時には、
愛想悪く無視してしまうかもしれませんね。
======エビソード....またはアクシデントとも======
原因はノロウイルス?だった??
今回のソウル旅行の目的は、前回写真に収められなかった
世界遺産の宮殿建築を見学することと、
昨年の秋からソウルの女子大へ留学中の娘の様子を見に行くこと。
(というより彼女の冬物を持ち帰ることか…)
orangeは、木曜日の晩に到着し、
金曜日、土曜日には、娘も宿で同じ部屋に泊まっていました。
土曜日は、色々と街のなかを見て、韓国風定食でユッケや生ガキも食べて…
チムジルバン(찜질방)汗蒸幕と呼ばれるストーンサウナへも行って…
帰りにロッテマートで少し買い物をして…とかなり充実した一日を過ごしていたのですが…
その夜になって、娘が気分が悪いと
深夜1時か2時頃から何度となく嘔吐下痢を繰り返し…収る様子もないので、
宿のオーナーさんにお話をして(英語と日本語が少し理解できる方だったので…)
部屋に来てもらい、あとは娘が、苦しい状況の中で韓国語で事情を説明。
オーナーさんは、最初はタクシーを…とおっしゃっていたのですが、
救急車の方が受け入れがスムーズだろうとの判断で
なんと娘は救急搬送されることに…なってしまいました。
119番 韓国でも救急車は 119です。
(お世話にならないに越したことはありませんが…もしもの時は…)
救急隊の方はとてもやさしく、丁寧に娘に接してくれていました。
orange「オモニ」(母)はいくつかの単語以外、
韓国語は全く理解できないので、
救急車を下車する時にひたすら「カムサハムニダ」を連呼するしかありませんでした。
それから救急処置室へ入った娘は、
脱水症状を防ぐための点滴を2本受け、細菌を殺すための薬剤を入れ(だそうです…)
…延々8時間…ベットに繋がれたのであります…
その傍らに座るorangeオモニは、
看護士さんが、血圧を計りに来るたびに「カムサハムニダァ」と感謝する以外に
何も聞くことも言うこともできず…
ぐったりしている娘を眺めるだけで…全く情け無い存在でした…(汗)
…言葉がわからないという事がこれほど、手も足もでないことなのか…と
実感した出来事でした…色々な方にお世話になりながら思うようにお礼も言えないと
いうのは全く歯がゆいことですね。
それにしても、いつの間にか娘はかなり韓国語に習熟したようです。(親バカです)
お騒がせ娘は、「英語は怪しくなって来たなぁ…」とボヤイていますが、
まぁそれはいずれ必要に応じて思い出すでしょう。
ということで、しっかり留学効果を身体で示した結果になった
アクシデントでした。
留学をお考え中のみなさん!こんなことにたじろいではいけませんね。
体験を通して覚えられる単語というものもありますから。
(でもできればある程度語学力を付けてからこんなことは遭遇したいものです…汗)
==救急搬送の費用==
病院の会計窓口では日本円にして3万円程度を支払いました。
旅行者の方が同様のケースに遭遇した場合も
まずはその金額を支払う必要があります。(旅行用保険で事後処理ですね)
(娘の場合は、留学生用の現地の保険がカバーするので1割負担で済むそうです。 後日返金処理があるとのこと)
大きな内科の救急病院でしたが、英語は???でした。
もちろん日本語も×です。
病院内部は、日本の中規模病院と同じ様な作りでとても綺麗でした。
「ただ…言葉が違っただけ」他はほんとうに日本のようでした。
==おまけ==
そんなこんなの娘の傍にずっと居たのに
orange感染せず…
寝不足と強烈な異文化体験の疲れだけが…
ノロウイルスなら何年か前に罹りました。
微熱と下痢の症状が出ました。
大変でしたね。
orangeさんは感染せずに何よりでした。
by toshi (2012-04-14 07:25)
大変でしたね。生ガキがあやしいような......。
でもご無事でなりよりでした。
by carotte (2012-04-14 08:35)
おはようございます。
事無きで良かったですね、私も長男が今年3回目のフランス出張中今回は約1カ月・・・妻は心配でしょうがないようです。
by YUTAじい (2012-04-14 08:46)
それは大変でしたね。言葉があまり通じないと何かと
不安になりますしでもご無事でよかったです。
生牡蠣は私もやったことがあります。生モノで当たるのは
ホントに辛いですね!
by citron (2012-04-14 09:09)
大変でしたね。
お母様が罹らず、お嬢様も大事に至らず、不幸中の幸いです。
by 駅員3 (2012-04-14 10:05)
オンドル付2000円に惹かれます♪
しかし、思い出?に残るアクシデントですね。
by やよりん (2012-04-14 10:26)
こんにちは^^
ノロウィルス感染かもとのこと、
娘さん、さぞ大変だったと思います。
もう大丈夫なんですよね。
感染率が高い(吐瀉物から空気感染する)ため
orangeさんが感染しなくてすんでよかったと思います。
by 伽耶 (2012-04-14 12:53)
二人同時感染じゃなくって、何よりでした。
言葉が通じないのに病院に行くって、ほんと大変でした。
by MERRY (2012-04-14 14:19)
なんとも・・緊急事態でしたね。
それにしても大事に至らなくて良かったです。
海外では・・やはり生モノは要注意ですが・・
うまく勉強しながら・・経験して行くんでしょうね。
by zak (2012-04-14 19:38)
お嬢様、たいへんでしたね。。。でもorangeさんが大丈夫でよかったです。お二人ともだったらホントたいへんですから。
Ronnieも、ドクター以外は英語が通じない某国の病院夜間受付に自力で行ったことがありますが、「どんな風に痛いか」の説明なんて、言葉が少々できても難しいですね。。
by Ronnie (2012-04-14 23:11)
toshiさん
ひょっとしたら。と思いました。傍で見ていてもたいへんでした。
生ガキ、その後で買ったお寿司?色々想像しています。
by orange (2012-04-15 00:58)
carotteさん
季節柄、インフルエンザも流行っていたようです。韓国の人は日本ほどマスクをしていないので、気になりました。いやはや…ですね。
by orange (2012-04-15 00:59)
YUTAじい さん
そうですか。お察ししますよ。ご家族の海外勤務。お仕事もしながらということは、気持ちの負担も大きいでしょうからね。ご無事をお祈りいたします。
by orange (2012-04-15 01:00)
citronさん
そう。生ガキは、私も自宅で頂いた折りに体験済みだったので、少し注意をしていました。何が原因がは未だに??です。事無きを得て、ホッと一息です。
by orange (2012-04-15 01:02)
駅員3 さん
そう。これで顕著な症状が出ていたら飛行機には乗せてもらえませんからね。関空で体温センサーの前を通るときも、orangeもちょっとヒヤヒヤでした^^?
by orange (2012-04-15 01:03)
やよりんさん
とても親切なオーナーさんで、リピーターも多いようですよ。数日間ソウル滞在をしたい韓流ファンの方には知られた宿のようです。いらしゃることがあったら、いかがですか?路地裏ですが、治安はそれほど悪くはないようです。
by orange (2012-04-15 01:05)
伽耶さん
ありがとうございます。翌日は、学生寮の方へ連れて行き、部屋で休養したようです。薬も処方されて、後日診察に行った時にはもう完治していたようです。飛沫感染、気にしていました。潜伏期も24時間程度とあったので、ピークが帰国日になったらどうしようかと…なんとかセーフでした。
by orange (2012-04-15 01:07)
MERRYさん
ほんとうに…なんとも。”病院だから英語は通じるだろう”って思っていたのは甘かったですね。やはりガイドブックなどに「もしものフレーズ集」などが付いていますが、添付されている意味が納得できました。でもねぇ…それでは足りません><;
by orange (2012-04-15 01:10)
zakさん
ユッケはとても美味しかったのです^^。それにしても同じ物を頂いているのに…きっと課題やレポートなどで疲れていたのかもしれませんね。そして、雑菌に曝されている年数が長い、私の方が抵抗力があった??(汗)
ほんとうに苦しいながら、なんなく意思疎通できている娘が頼もしかったです^^?
by orange (2012-04-15 01:12)
Ronnieさん
そうですか。”某国”でも。容易に想像できます。orangeはどちらかと言うとそんな時にその某国圏で、病人さんに付き添って仲介することもしていたので、今回のような体験では本当に自分の無力さを痛感しました。「ズキズキ」「シクシク」など日本語独特の表現は、欧州言語ではたいへんですね。分かります…
by orange (2012-04-15 01:17)
大変でしたね(>_<)
これだけ急に発症すると、海外旅行保険のアシスタンスに
電話してる場合では・・・ありませんね。
本当に無事でよかったです。
by soraaane (2012-04-15 16:09)
soraaaneさん
ありがとうございます。実は、ANA/Amexの現地サポートに連絡をしましたが、娘が「手がしびれている」と言うもので、それは救急かと否応無しに…まったくひと騒動でした><;...それにしてもなぜ私は発症しなかったのか……雑菌にたいする免疫がかなりあるのでしょうか^^?
by orange (2012-04-15 21:42)
ノロウイルスがついた食物を口に入れても味覚・臭覚では気づかないのだそうです。お嬢様の留学、それは凄い経験になるでしょうね。
by ぼくあずさ (2012-04-22 09:12)
ぼくあずささん
おっしゃる通りです。まだ納得できないのは、同じ物を頂いていたのに…恐らく食品ではなく、地下鉄などの飛沫感染か、手についていたウイルスが経口感染したのではないかと…疲れていたようです。弱い胃腸に症状が出たのかもしれません。留学の終盤で良かったです。初めならおぼつかなかったでしょうから。
by orange (2012-04-22 17:56)