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早春のアルプスから [ドイツ]

全く、何でこんなに時間が過ぎるのが早いのか...
またまた木曜日を逃してしまいました[あせあせ(飛び散る汗)]

さて、美術館へ行った後は、少し自然の中へ..
イースター(ドイツ語ではOster)が近づくとやはり春の気配が。

緯度が高く、標高も高いところなので、
3月といえども寒いひもまだまだあります。
高い山には、まだ雪も残っていたりして....

Birken.jpg


綺麗でしょう?
澄んだ空気に青い空。

気温が上がり始めるこの季節、
ドドドォ〜ン!と雪崩の音がしたりして...
ちょっとびっくりします。

Glockenblumen.jpg


ちょっとした木陰にはこんな花も咲き出して
おそらく日本なら高山植物なのでしょうけれど
普通に道端に咲いています。

Watzmann1.jpg


スモモのような花。
眩しい青い空に映えますね。

Kirschblüten mit Watzmann.jpg


横の構図で桜の花を入れて。
奥に見える山は Watzmann ドイツで2番目に高い山です。


村の高台の牧草地。
どうやらミケニャンのテリトリーだったようです。
ちょっとお邪魔しています。

Was denn?.jpg


次もまた不定期になるかと思いますが、
よろしければおつきあいください。


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ミュンヘンの美術館 その1 [ドイツ]

やはり11時間のフライトは、楽とは言えませんね..[飛行機] 日本時間の木曜日の朝にupしようと思ったのですが、
ちょっと間に合いませんでした[ふらふら]


でも最近は、羽田からミュンヘン直行便があるので、
欧州路線初心者の方にも、ドイツでの乗り換えがなく便利になりました。

巨大ハブ空港のFRA(フランクフルト)が、嫌いではないorangeには、
便利とは言え...ちょっと物足りない気もするのですが。

って、ことでやって来たのは早春の雰囲気がまだ残る München...

Gelbe Blumen.jpg


到着早々、美術館へ参ります^^

....そうは桑名の焼き蛤...ってkohさんに言われそうですが^^
また[飛行機]本当に行ったのか!?..嘘でしょう..行ったフリ?..まぁまぁ...

Außenseite.JPG


〜*〜


Münchenには、たくさんの美術館があります。
Pinakothek(絵画館)と呼ばれる美術館だけでも3つ。
alte Pinakothek, neue Pinakothekそしてmoderne Pinakothek

Pinakothekはギリシャ語由来の単語です。 thはドイツ語では[t]の音で発音します。
英語のように[θ]の音を使いません。 歯の間から舌先を出すなんて!って
思った人も中学生の頃、いたのでは?(笑) [θ]はギリシャ語の発音で使う音です。

alte Pinakothekには、ドイツ中世、ルネサンス期の絵画だけではなく、
スペイン、イギリス、イタリア、フランスなどの作家の作品が展示、保存されています。


この建物ができたのは 1836年。第二次世界大戦で破壊された部分もあったようですが、
以降、再建されて今の形に。
煉瓦が見えますねぇ。昨年(2016年)の春は補修工事中でした。

Alte Pinakothek.jpg


中に入るとひんやりとした、やや埃っぽい石の香りと
高い天井に響く靴の音。

学生の頃、何遍となく訪れた記憶がそのままに
蘇ります。

Gang.jpg


一日居ても全ての作品を見ることは難しそう。
ヨーロッパの美術館は、どこもそうですね。
年間パスなんてのもあるくらい。

一回の入場料は、4ユーロ(一般/大人料金)
日曜日 1ユーロ!
..先日のクラーナハはOsaka PiTaPa割引で1400円でした[ふらふら]

アルテ ピナコテークと言えば...

Düller.jpg


デュラーの自画像 1500年
クラーナハとも親交があったと言われる画家です。
ドイツ絵画の巨匠と言われることが多いですが、出身はハンガリーです。

Apostel.jpg


同じくデュラーの作品
4人の使徒

表情が豊かですね。ルネサンス期になると宗教的なテーマを扱った
絵画でも表情が豊かに描かれるようになります。

ルネサンス期の巨匠と言えば..

ダヴィンチ聖母.jpg


聖母マリアの表情を見て、誰かお分かりの方は、
絵画鑑賞がお好きな方ですね。

欧州の美術館をいくつか見て歩く時の楽しみ方の一つとして、
「あっ。これはあの人の作品?」と描き方から作者を推測したりすることもあります。

der Gang.jpg


展示は、こんな感じでゆったりと...
2〜3時間居たと思いますが、ずっとこんな感じでした。
1ユーロで、贅沢な時間を過ごせます^^

クラナハの作品、写真に納めてなかったみたいです。
写真データの整理...しなくっちゃ。

学生の頃に撮ったスライドなんかも山ほどあるのですが...

〜*〜


またまた更新が不規則になってしまいました[たらーっ(汗)]

仕事の種を何個か蒔いたら...
あちこちから芽が一斉に出始め...少々多忙に。

次は、何をupするか...このままMünchenに留まろうか..思案中です。
よろしければお付き合いください。

いつもお立ち寄り頂きありがとう[ハートたち(複数ハート)]ございます。



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時が過ぎても変わらぬ風景 [ドイツ]

10月4日はドイツ再統一を祝う祝日でした。
この日をドイツ連邦共和国は、「Tag der deutschen Einheit」
「ドイツ統一の日」として、国の祝日にしています。

ドイツ再統一の切欠となったのは、1989年11月9日。
東西に分断されたベルリンで、東側の検問所の扉が開放されました。

その後、一年かけて(わずか1年で!)東西ドイツを
政治的に統一する作業が進められました。”吸収合併”的な感じで。
その記念の式典を行ったのが、1990年の10月4日ということです。

悲願だった東西ドイツの統一を成し遂げても、当時の新聞記事には、
「実際の壁は取り除かれたが、頭の中の壁はまだこれから取り壊さなくてはならない」と
書かれていたことを思い出します。

そして26年過ぎて、その”壁”は本当になくなったのでしょうか。

〜*〜


ドイツの北東地域に
Schwerin ([ʃvɛˈʁiːn, ʃvəˈʁiːn] シュヴェリーン)という町があります。

4〜5年前だったか、ドイツの北部を旅行した折に訪れたSchwerinの町。
このお城と湖の風景が見たくて訪れました。

P5046250.jpg


以前もお見せした画像ですが、一面の菜の花。
Schwerinの町の周囲にはこんな風景が広がっています。

IMG_3771.jpg


土壌改良のため、植えられた一面の菜の花。
地平線に広がる菜の花畑。旅行者には綺麗な風景ですが。

Schwerinは、Mecklenburg-Vorpommern(メクレンブルク・フォアポンメルン)という
州の州都です。州都。その州の州政府があり、地域の産業や文化の中心地です。

ドイツでは日本のような人口が密集した”都会”のイメージを感じる街はそれほどありません。
それでもその州の州都となれば、例えばミュンヘンは1,450,381人程度の人が住んでいます。
ところが、このメクレンブルク・フォアポンメルンは、州全体の人口が1,612,360人。
州都のシュヴェリーンの町の人口は96.800です。

日本なら小さな地方都市でもこのくらいの人口は住んでいますね。
そしてそれなりの会社や工場があって...

P5040939.JPG


”州都”の中心部
ホテルの窓から撮りましたが、モダンなビルなどどこにも見えません。
東ドイツでの生活を知る、夫と私にとって、
この町は、”東独時代”を思い出させるものでした。
無表情なホテルの受付係り、物が少ないお店のショーウィンドウ。
古びた建物。
30年前にタイムスリップしたような衝撃を受けたのを思い出します。

P5041079.JPG


見所は、ここだけ。そして町の周囲に7つあるという湖。
夏場の避暑地としてドイツ国内からの観光客は、それなりにあるようですが、
それ以外の産業はありません。

都市化されることが良いとは、思っていません。
保養地として自然と共生できる地域。それはドイツの人にとっても理想の
住環境であるはず。

時の流れに置いて行かれたような地域から、この秋、
メルケル政権に対して反旗が上がりました。

以前のSchwerinについての記事はこちらから↓
http://orangerosen.blog.so-net.ne.jp/2014-08-28
http://orangerosen.blog.so-net.ne.jp/2014-08-26-1

*次回は、ちょこっと京都の記事を挟みます。
晩秋京都のオフ会のラフ案なども...
Gesehen!(31) 
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1年前、この駅から始まった [ドイツ]

ミュンヘン 中央駅。
ちょうど1年ほど前の事、シリアからの難民を乗せた列車が着いたのはこの駅。

いわゆるバルカンルートで、ハンガリーへ着き、
ハンガリー駅で足止めされていた難民が、
オーストリアを通過(途中下車できないように!)することを条件に
動いた列車に乗って到着したのがこの駅です。


P4031063.jpg


この写真は、2016年 3月から3週間ほどミュンヘンに滞在した時に撮影したものです。
家族で旅行をするのでしょうか、穏やかな雰囲気で列車の出発時刻まで、
大きな駅の構内を歩いています。

P4031086.jpg



荷物を持った人々が不安を抱え列車に詰め込まれ、移動。
暗い歴史の場面が、幾つか思い起こされます。
そして25年前、東西冷戦の終結時、東ドイツの人々は、ハンガリー経由で
”東”から”西”へ”亡命”をしたことは、まだ歴史の一場面と呼ぶには遠くない過去の出来事です。

Willkommen! Welcome to Germany!
多くのボランティアがこの駅の端の方の番線に用意された
「難民受け入れカウンター」で衣類や、ぬいぐるみやお菓子まで手渡しながら、
命からがら故郷を捨てた難民を受けいれたのでした。

それは、キリスト教徒としての心情から、
遠い暗い記憶の償いの気持ちから、
近隣の国々に助けられた感謝の気持ちから...

その後、様々な問題が生ずることは、予期できたはず。
仮に過去の償いの気持ちがあるにせよ、このお祭りムードは変だと
私は、思いました。
難民に紛れて潜入するテロリストの恐怖、
亡命申請をしても社会に溶け込める人はどれだけか..
あからさまな反移民感情の高まり..

Wir schaffen das! 私たちにはできるはず! (We can do it!のようなニュアンス)の
メルケルさんの号令で(ここはあえて”号令”と書きます)、動き出したのは
奇妙な光景に思えてなりませんでした。


次回の更新で、続きを...
ご興味があればフォローしてください。

〜*〜


相変わらず不定期更新です。
ちょっと重たい内容で、”疲れるなぁ”と思った方は、
読み飛ばしてください。

日常的なこと柄は、FBの方へupしようと思います。
ブログには、その都度気にかかっていることをしばらく書いてみようと思います。

近況
これまでの仕事に加えて、新たにこちらでも
”ドイツ語トレーニングジム”をやっています。
ご興味がありましたらクリックしてみてください。
http://cafetalk.com/interview/tutor/?p=15860

〜*〜


そんなこんなで貧乏暇無しですが、
そろそろ晩秋京都のオフ会を企画しなくては...と思っております。
日程的には、11月末から12月第一日曜日くらいが、よいかなぁと思っております。
場所は、今年は西陣から太秦方面はどうかなあ..と。
事前企画に関わりたい方、下見に参加いただける方は、ご連絡ください。
 

コメント欄は、しばらくの間閉じさせていただきます。
悪しからずご了承くださいませ。
*オフ会の参加確認の際には、別途 ページを設けさせていただきます^^



Gesehen!(49) 
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#PrayForMunich, #PrayForGermany [ドイツ]

日本時間の23日午前1時半頃、 現地時間の22日18時半頃に
ドイツミュンヘン市の北部に位置するオリンピック公園近くのショッピングモールにある
マクドナルドの店舗前で、銃の発砲があり9人の人が犠牲となりました。
負傷された方も多数いるようです。

当初、目撃者からの情報が錯綜していて複数犯かとの情報もあり、
また数名が逃走との懸念もあったので、ミュンヘン市の公共交通機関は、
全て運転を停止し、市内全域に非常事態宣言が出されてました。

先ほど日本時間9時15分頃のミュンヘン市警察本部からの
状況説明では、犯行はミュンヘン市在住18歳のドイツ系イラン人の単独による犯行
とのことでした。
犯行の動機については、現時点では解明されていません。

第一報をドイツのニュースメディアで聞いたのが、日本時間、23日の1時半頃。
それ以後、2時間ほどの間に現地では
GSG9という特殊部隊が配置され、オーストリアからもテロ対策特殊部隊が応援に来るなど
慌ただしい動きがありました。

市内での銃撃か?との情報も一時流れ
中央駅が封鎖されるなどの措置がとられました。

また帰宅困難者(交通機関が停止しているので)に対して
公共の建物などが最寄りの避難所として提供されました。

*夏の旅行シーズンも始まり、ご旅行でミュンヘンにいらっしゃる方も多いと思い
orangeもFBでは、現地メディアで提供される情報を日本語に要約し提供させていただきました。

*事件の真相は、現時点で定かではありません。
*先日のヴュルツブルクでの列車内の事件と考え合わせると
「ドイツも標的に」の意見も一部日本のメディアなどで見られますが、
標的になっているのは、今に始まったことではありません。
これまでは、危険を未然に防げたのだと思います。

**夏休みで海外に出る方は、
BBC, CNNなどの取材網の充実した海外メディアの情報を常にチェクすることをお勧めします。


毎週頃の欧州からのニュース。
それもこちらの深夜、早朝なので、少々寝不足気味です。

今回は、個人的なブログとしてではなく
ソーシャルメディアの持つ特性を活用して
本事件に関心がある方に日本語で情報提供するためにupをいたしました。

#PrayForMunich, #PrayForGermany
#ミュンヘン, #ミュンヘンテロ,#ドイツ
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Ainmillerstraße アインミラー通りへ [ドイツ]

ボリュームのある、でも見ていて飽きないBMW博物館を出て、
向かった先は、昔、35年前に住んでいたアパート。

P3250481.jpg


最寄り駅。駅のホームは小綺麗になった感じもしますが、
あまり変わったという印象はなく。
地下鉄だって、昔のままですから。

P3250484.jpg



あいにく霙の降る天気。
寒そうな空でしょう。今頃は、やっと新緑の葉で明るい感じになって
いると思うのですが。

IMG_0857.jpg


...あっ。このOptik (眼鏡屋さん)..ここでメガネとサングラスを
作ったなぁ...まだあるんだ...
(あなたの低い鼻に合うフレームはそう簡単には見つからないわ)と言われたことを
思い出したりして...^^笑
...あっ!そのサングラス。運転する時まだ使ってます^^

IMG_0861.jpg


そんなことを思い出しながら...

この辺りです。

P3250487.jpg


実は、このAinmillerstraße アインミラー通りには、
昔から、多くの芸術家が住んでいたそうです。
そして、この通りの名になっている方も芸術家だったようです。
1807年〜1870年まで、ミュンヘンに。Max Ainmillerさん。
こんな絵を描き、こんなお顔だったそうです。

P3270806.jpg P3270809.jpg


他には、13番地に「モモ」で有名なミヒャエル エンデが、
そして、私の下宿の4軒手前、丁度、上の写真を撮った辺りにはカンディンスキーが。
後から知り、へぇ〜と思った次第です。

IMG_0860.jpg


滞在中もupした風景ですが、
この黄色い壁のアパートの4階でした。
大学までは徒歩で行ける静かな文教地区。

どんな経緯でこの通りに住むドイツ人宅にお世話になることになったか..
あまり記憶が定かではありません。
でも、縁があって、色々な縁が重なって..
まだ日常会話もおぼつかなかったのに、1ヶ月300マルクで居候することができました。

P3250497.jpg


ここは郵便局。
小包を出したり、手紙を送ったり..
電話を掛けたり...
昔は、Mailなど、Line、Skypeなどなかったですからねぇ...

あっ!珍しいもの発見!

P3250499.jpg


どこの国の車メーカーでしょう?
お判りでしょうか? ダメダメ Wikiで見ちゃいけませんよ!^^笑

で、辿り着いたのがここ。
やっと過去形が分かるくらいのレベルだったのでしょうか...
大学付属の会話学校です。

P3250505.jpg


建物は、変わっていましたが、今でも留学生のための
語学研修センターがあるようです。
桜の花(サワーチェリー)が綺麗に咲いていました。

P3250516.jpg



33番地。ここがorangeのドイツ語人生スタート地点。
どうなんでしょうねぇ...
ちょっとは上達したのかなぁ...


〜*〜


次は、瞬間移動で大阪へ戻ります^^笑
先日、梅田Loftであったオールドレンズのワークショップから...
Schneider Kreuznachを使って撮らせていただいたものをupいたします。


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BMW博物館、そして常設展示へ [ドイツ]

本当に、見ていて飽きない...
朝10時頃に入館したのですが、常設展へ到達したのは何と12時半過ぎ。
そこからまだ更に1時間ほどうろうろと...

orange、車は、全くの素人ですが、ただ運転するのは好き。
そしてBMWは、何たって当家の命の恩人で、
また、偶然にも家族が、ドイツの自動車産業に少し縁があるもので..
ついつい見入ってしまいます。

最新の燃料電池車にも乗ってみたいですが、
でもやはり...フォルムとして気になるのはこちら...

IMG_0846.jpg


エレガントでしょう?
タイトなドレスに身を包み、
ファーのトリミングがついたケープなどを掛けて...
フロントベールのある帽子などを載せて..
乗ってみたいですねぇ。

IMG_0845.jpg


前ページでエンジン音についてのコメントがありましたが、
こんな展示がありました。

P3250458.jpg


利き酒、ならぬ..聞き比べエンジン音。
展示されたエンジンの前に立つと、
センサーが感知してそのエンジンが始動し、回転時の音が聞こえる^^

...もう、ここだけで30分以上立ち止まってしまいそうな
方々のお顔が目に浮かびます^^笑

本当に...まだまだあるのですが、
そろそろオートバイの標本を...

P3250470.jpg


IMG_0848.jpg


おしゃれですねぇ。この展示方法。
(地震の心配かがないとう..こともありますが)

えぇ...一台ずつupしないの!?って思っていらっしゃるでしょうけれど..
台数的に不可能[ふらふら]
中でも今回のこれいいな^^は、こちらの一台です。

IMG_0850.jpg


BMW R1200 C 1997年から2004年までの期間生産されたモデル
2気筒 エンジンモデルは ボクサー フラット ツィンHCと書いてあります。
最高速度 168km/h
...当家のカローラよりも早く走れる[たらーっ(汗)]



白いボディでエレガントなのは、こちらの車も。
いいですねぇ。
明るい新緑の木立の中を走ってみたい.ですねぇ。

P3250473.jpg


そしてこの繊細なステアリングホイール。
メッシュの革手袋で...握ってみたい^^

P3250471.jpg



色々と楽しませて頂き、最後の出口あたりに展示してあったのは
こちら。

IMG_0854.jpg


へぇ...1954年でも、まだこんなデザインの車が走っていたのですね。
博物館を後に、後ろを振り返ると
BMWの本社ビルが聳え立っていました。

P3250477.jpg


いずれ、Münchenへいらしゃる事がある方で、
エンジンモデルの展示の前で立ち止まってしまいそうな方は、
ご家族と別行動をお薦めします^^笑
近所には、オリンピック公園があるのみで、
お買い物を楽しめる場所はありません。
他に、観光スポットはないので、ゆっくりご覧になりたい方は、
半日確保で、単独行動がお薦めです^^笑

*工場ガイドツアー
全長 2.5km 所要時間3時間程度
英語、またはドイツ語のガイドツアーがあります。
組み立ての全行程を見学することができます。
通常の作業通路などを通りつつ、最終検査工程まで工場内を移動します。
現在は、8ユーロ。今年の7月以降は9ユーロとのこと。
ただし、事前にE-Mailでの申し込みが必要です。
*工場内は、撮影禁止です。
詳細は、BMWのオフィシャル ホームページをご覧ください。

〜*〜


そういえば..今日は、
1945年の5月8日。ヨーロッパ戦勝記念日でした。

さてさて...次は何を。
今回の写真だけでもブログ半年分はあるか..というくらい[カメラ]撮っているのですが、
やはり桜の写真は、季節はずれにならない内に...

ということで、
次は、昔の下宿界隈で、その道すがら見かけた風景などを。

お付き合い頂きありがとうございます。
お立ち寄りいただいた方、コメントをくださった方にお礼申し上げます[ハートたち(複数ハート)]



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BMW博物館へ [ドイツ]

では、ぼちぼち 博物館へ

創業100周年

P3250389.jpg


匠の技
BMWグループ100年の革新の力と挑戦する企業の気骨

そんな言葉が..まさにその通りのイメージです。
ドイツの車メーカーのいずれにも通じる言葉だとは思いますが、
昨年秋からの一連のVWスキャンダル以来、VWはかなりイメージダウンを
余儀なくされたように思います。


さてさて..10ユーロの入場料を払い、中へ入ると螺旋状のスロープで
展示通路を上の階へと移動します。

Rundgang.jpg


展示は、会社発展の歴史と働く人々への配慮を説明したパネルや
時代を象徴するポスターから始まります。

blauer Engel.jpg


マレーネ・デートリッヒが演じた "(邦題)嘆きの天使” Der blaue Engel
をイメージしたポスター。1930年代の話題作です。
同型の車の展示も、地下のクラシックカーのコーナにありました。

Blauer Engel Auto.jpg


BMWは、前ページにも記したように
航空機のエンジンメーカーとして創業を開始します。

P3250413.jpg


そのエンジンがこちら。
バルタン星人みたいな形のものが9個並んでいます。
素人の私には...それ以上は分かりません(汗)

それを載せた同型機のモデルがこちら。
P3250410.jpg



イグニションスイッチでしょうか。展示されていたのは
Schalter.jpg



ふぅ〜ん。と思いつつスロープを登って行くと
最初に製造された”オートバイ。R32

P3250408.jpg


いいですねぇ。こんなのに乗ってみたくなります。
革製のヘルメットに革ジャン。
「翼よあれがパリの灯だ」みたいなゴーグルを付けて^^笑

そんなことを思いながら更に登っていくと....
ほらお馴染みの...

Gitter.jpg


”キッドニーグリル”(腎臓の形に似ているので)
ドイツ語ではDoppel-Nieren”(ドッペル ニーレン)ダブルの腎臓”と
呼ばれる独特のフロントマスクですが、
これはBMW 303に初めてとりつけられたそうです。
先ほど上の方でご紹介した写真の、クラシックカーがそれ。

1933年から1934年の間にアイゼナハという町で生産された車種ですが、
この時から、シンボルメージトなったそうです。

Motorrad.jpg


展示品の年代は、上へ行くほど新しくなります。
オードバイは、900ccのようですが、90年代のものか。

もちろんッモータースポーツにも参戦していますから
ルマン.jpg


ルマンの耐久レースに参戦した車。
トロフィーと共に展示してありました。

そして...
光を絞った最上階の展示フロアです。
Obereste Etage.jpg


みなさん、熱心にご覧になっています。

IMG_0834.jpg


Oh!
これはまたBMWらしからぬ顔立ち...

007に出てきそうな車ですね。
その横には...

IMG_0838.jpg


燃料電池車でしょうか。
いかにも未来志向のデザイン。
デザイナーさんが、粘土から削りだした..
そんな塊の力強さが伝わってくるデザインです。

IMG_0836.jpg


ほら。後ろ姿もこんなに美しく。
いいですね...

う〜ん。それにしてもかなり見ましたよ。
でも...まだこれで3分の1程度...

von oben.jpg


次は エスカレーターで下へ降ります。

Rolltreppe.jpg



やれやれ...おつき合いありがとうございます。
ご期待の、オールドカー、オールドオートバイの展示。
この後、常設展にて...

ご興味がおありな方は、次回もおつき合いくださいませ。
エレガントなクラシックカーも登場いたします。

いつもお立ち寄り頂きありがとうございます[黒ハート]

土曜日は、阪和線移動の日にて...
移動中、できるだけお伺いいたします^^

*写真のお持ち帰りは、ご遠慮くださいm(_ _)m
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ミュンヘンBMWの世界 [ドイツ]

遅くなりました[ダッシュ(走り出すさま)]
連休前半、ゆったりと始まったのですが..
後半になって..色々あって、まぁ通常運転中[ダッシュ(走り出すさま)]

予告通り、今回はミュンヘン市北部に位置するオリンピック公園に隣接の
BMWの本拠地をお尋ねしての話題です[車(セダン)]

訪れたのは、3月の25日。ミュンヘン入り翌日です。
気合いを入れてBMWを目指して行ったようにも見えますが...
まぁ、それも40%ほどは...当たりです[わーい(嬉しい顔)]
あと、35年前に、ここへ通じる地下鉄U3の沿線に住んでいたので、
昔のアパートを見たかったのと、
折しもイースターで街がほとんどお休み状態だったことが理由です。

まぁ、前置きはさて置き..

IMG_0801.jpg


ミュンヘンの旧市街中心部から地下鉄U3に乗って北上。

あぁ..その前にミュンヘンの地下鉄。これがまた..驚きの年代物で
35年前に初めてミュンヘンに行き、ドイツ語を習い始めた頃と同じ(多分)車両を使っている...

IMG_0806.jpg


P3253082.jpg

新しい、”新型車両”ももちろん導入されていて、
それはさすがにカッコイイのですが...その話はまたいずれ...

この辺り、物を大事にする、職人さんが意地でメンテナンスの仕事をしている国
のイメージを裏付けます。

その地下鉄をオリンピック公園 駅で降ります。

*ミュンヘンオリンピック。ご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、
ちょっと悲しい事件もありました。その選手村は、今では学生寮になったり、
アパートとして使われたりしています。

P3253086.jpg


写真の左側奥、木立の後ろに見える、矩形の低い階段状の建物。
これがその昔、選手村として建てられた頃の建物です。

さてさて、
本論のBMWへ。
Bayerische Motoren Werke
の省略形。と言うわけで、ではBayerischeとは...バイエルン(地域名)で
ここミュンヘンがその中心地(バイエルン州の州都)です。
つまりまぁ...バイエルンのエンジン工場という意味。
本来は、飛行機のエンジンを作る工場として創業したとのこと。
それは、また「博物館編」にて。

エンブレムのブルー は、バイエルンのシンボルカラーです。

IMG_0822.jpg


今年は、BMW創業100年だそうです。

さて、地下鉄の出口を出ると、
目の前は、もうBMW Welt(=ヴェルト/ 世界の意味)..ここはねぇBMW Worldの方が
シックリ来るし、カッコイイですよね。(ドイツ語の響きは何たってダサいのです^^笑

P3253083.jpg


P3253088.jpg

...被せた文字oが一個多かった^^Oh!


さてさて、まずは中へ入りましょう。
もうお好きな方は、扉が開くと鳥肌が立つと言っても過言ではないかも。
モーターショーさながら、BMWばっかりが(当たり前ですが..)そこここに...

このBMW Welt (BMW World)は、入場無料です。
館内には、カフェ、軽食コーナー、物品(ロゴ入り商品)のブティックがあります。

展示車両の写真 OK、扉を開けて座ってみるのもOK..という(中には触れられないものも有り)お好きな方には、見逃せない見学場所です。
へたっぴな写真ですが、ご覧くださいませ。

*写真撮影可で、公開も個人目的なものに限りOKとのこと。
従いまして本ページの写真の転用は固くお断りいたします
写真が下手でも被写体に価値があるという..状況ですが..

しょっぱな..Oho!!と思って食いついた、喰いつかれたのがこちらの一台。

IMG_0819.jpg


BMW Individual
オーダーメイドの コンポジションプログラムで、
専任のデザイナーさんと一緒に内側も外側もカスタマイズ!できるそうです。
もちろん塗装もオーダーメイドできるようですが(後日の見学でも塗装工程を見ました)
若干、時間を要するので納品は通常より掛かるとのこと。(当たり前ですね)

で、色サンプルとして珍しいと思ったのが、こちら。

P3253098.jpg


マット仕上げのパールの輝き。
スポーティですが、気品があり、BMWぽいギラギラ感がない
上品な姿。いいでしょう....


まぁ、”シモジモ”の者には、Individual仕様は無理でも...
使い勝手から言うと...

P3253091.jpg


こちらのツーリングワゴンタイプは、良いかも。

P3253092.jpg


当家は、カローラ ツーリングワゴン(古っ!フィールダーの前)なので、
どうしても..orangeは、この形が好き

P3253093.jpg


ヒップラインは、もうちょっとふくらみがあって、
ボリュームが上に出る方が好みですが^^

もちろん Miniのコーナーもあります。

P3253095.jpg

さすがに、こちらは若い世代が気軽に入れる雰囲気を作っていたので、
多くの人が見ていました。
スタッフも..女性が多くそれもあってかなぁ...
(スタッフの撮影は禁止です!)

そしてこんな可愛らしい子も展示されていました。

P3253096.jpg


...正面から撮りたかったのですが、
某国の御一行様がベストポジションを占領されていて..

まぁ、そんなこんなで2階へ上がると
そして2階部分にはバイクの展示コーナーも。

P3253103.jpg


もっといっぱいあったのですが、
ここは手軽さ?からか触ったり、乗ったりしてみる方が多くて..
あまり写真撮れず。

ふふふ..さる1号さん。乗ってみたいでしょ?
博物館には、まだまだ垂涎のバイクの陳列が...


上からの全景。

P3250377.jpg

ここは、試乗用の車を並べているところでしょうか。
そんな感じでした。自走で路上へ出るためのスロープが手前に見えます。

で、下に降りて
新素材を使った車ということで展示されていたのが

P3250379.jpg


炭素繊維強化樹脂(CFRP)を使用した車。
7シリーズ!がモデルですが、部分的使用でも強度を落とさず、
金属よりも高い剛性を保ちながらも130kg程度の軽量化とのことです。

ボディの強さ。ドイツ車には当家は、
感謝してもしきれない...実話がありまして...

スキャン 10.jpg


当家の夫さま。
東ドイツ時代に乗っていた BMW 3シリーズで
路面電車に横腹攻撃に遭い(過失は多分...〜〜;+
かすり傷で済んだという...
車は、スクラップとなりましたが、剛健なボディが夫の命を[揺れるハート]


まぁ、そんな思い出の80年代3er Serie 3シリーズも並ぶ博物館へ...
歩道橋を渡ります。

P3250385.jpg




通りを挟んで反対側には、本社のビルとBMW博物館、
そしてBMWの組み立てライン(生産工場)があります。
結果、今回は、この全てを見学することができましたが、
組立ライン内は、当然 撮影禁止でしたので写真はありません。

まぁ、まさにこの一帯がBMW Worldと行った所で、
裏側玄関に止まっていたMercedesのタクシーが違和感タップリでした(笑)

この後、次回は、博物館編となります。
ご興味がありましたらおつきあいくださいませ。

P3250387.jpg


〜*〜


ゆるゆると始まった連休でしたが、
後半は、結果 ずーっとお仕事。という”有難い”結果に。
まぁ動いて初めてお代を頂ける身ですので、嬉しい限りでございます^^

ということで、upのペースが若干ずれております。
ご容赦くださいませ〜〜;

お立ち寄りいただきありがとうございました。

おまけの1枚
本日、仕事前、早めの午後に 中之島のバラ園へ。

P5030065.jpg


3〜4分咲き。と思いましたが5分咲きかなぁ。
でも今、雨も風も強まっているので...ちょっと心配です。
まだ蕾は次々と...ですが。

久しぶりにOM-1の55mm f1.2を OM-Dに付けて撮りました。
このレンズは、多分生涯の友だと思います。
バラの写真は、またいずれ...
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Watzmannという山 [ドイツ]

ドイツで2番目に高い山
Watzmann ヴァッマン 標高 2713m


Watzmann 節理にまだ雪が 流れの音が聞こえた...jpg


ドイツの最高峰は、Zugspitze 2962m
こちらは、頂上はドイツ側にあるものの
麓のほとんどがオーストリア側にあるため、
ドイツ人たちは、こちらのWatzmannに親しみを感じて、
こちらをドイツの高い山として覚えている人もたくさんいます。
いずれも南ドイツのバイエルンアルプスの山です。

地殻変動で隆起したのでしょうね。
造山運動の痕跡とでも言うのでしょうか、節理がこんなにはっきりと。
雪が積もっています。散策をしている時に....
ドドドドォ〜ンと雪崩の音も聞こえました。
自然の力に圧倒されます。


遠景でご紹介しましょう。

Salzburg 塩の鉱山があります..今でも.jpg


Salzburg ザルツブルクの小高い丘の上から。
Festung Hochensalzburg (ホーエンザルツブルク城)の横にある裏山からの眺めです。

平野を見下ろすようにドーンと座っています。

ヨーロッパでは、有感地震は滅多に起きません。
でもスイスなどでは微小地震が1日に何回かは起こっているようですが。


今回、360°の大パノラマを、なんとか記録に留めたくて
頻繁にi-Phoneのパノラマ機能を使いました^^笑

Watzmann 座っています 気持ち良い晴天.jpg

(画像をクリックすると大きなサイズでご覧いただけます。よろしければ..)

”緑の牧場”の草の色も鮮やかですが、
空の色もすごい色です。画像は色調など無修正です。


〜*〜


とにかく...何をどうご紹介したものか...
今、使っている画像は、すべてi-Phoneで撮ったものばかり...

いえね..SDカードのデータ...実は多すぎて[あせあせ(飛び散る汗)]
PCで確認できていないんです....

まぁ...気長にお付合いください。

前、ページにはお気遣いのメッセージをいただき、
ありがとうございます^^
ぼちぼち平常運転です。

地震の方は、小康状態なのでしょうか。
このまま沈静化して欲しいです。

追記:ちょいのりさん^^ 読み方追加しまいました。
コメントありがとうございます!
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