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所変われば…ホトトギスも [習作 PEN / OM-D]

今年はどうもススキとホトトギスの花に縁があるようです。
箱根の彫刻の森美術館でホトトギスの花を見た時は、
やはり周囲の雰囲気から草間彌生さんの作品をイメージしてしまいましたが、
こちらの静かな境内に咲くホトトギスの花は、
やはり茶花の雰囲気です。

ホトトギス2.JPG

もう盛りを過ぎたのでしょう。
まとまって咲いている房はこれくらい。
あとはまばらに…

ホトトギス1.JPG

今回は、Asahi PENTAXの28mmと
OLYMPUSの 9mm - 18mmを持って来ました。
こちらに来て…あぁ。。もう少し長いのも持ってくればよかった…と
思ったのですが、でもまずは
PENTAXレンズを使ってみたかったので。

ちゃんとピントが合ったところは
かなりシャープな写り。…その代わりオートフォーカスが使えず、
ピント調整に手間取ります…(汗)

ホトトギス3.jpg


明るい境内を背景に。
絞りもマニュアル。

源光庵門3.JPG

色合わせ。
赤色の土と敷石の間の青みを帯びた部分の組み合わせが気になりました。
ちょっと他のお寺とは異なる山門の雰囲気です。

源光庵門1.JPG

左右対称のどっしりとした瓦屋根。
唐風の山門との説明ですが、無彩色ですが濃い茶色が周囲の風景とは
ことなる色調でぐっと引き締まった感じがします。

1346年に建立されたそうですが、当初は臨済宗の寺だったようです。
1694年に曹洞宗に改められて現在の本堂もその頃に建てられたそうです。
いずれにしても禅宗の寺です。

本堂の天井には伏見城から移築された伏見城落城時の”血天井”があります。
足形がくっきりと見えました。

源光庵門2.jpg

時折射す陽射しがススキの穂を照らしていました。
渋い北山杉の山門に白さが栄えます。


おまけ…

お茶挽き臼.jpg

昔、お茶の葉を挽いていた石臼だそうです。
菱形の部分になにか棒のようなものを入れて回したのでしょう。
入り口の土間のような所においてありました。

本格的な紅葉が始まる前の
静かなお昼前。

ちょっと空腹を感じながらも…



Gesehen!(32)  コメント(9) 
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コメント 9

YUTAじい

おはようございます。
ホトトギス小振りのラン?・・・古刹も素敵な雰囲気です。

by YUTAじい (2013-11-01 05:09) 

toshi

ホトトギスの花、こちらの写真を見るまで知りませんでした。
立派な寺院ですね。
by toshi (2013-11-01 07:25) 

駅員3

ホトトギスって、本当に不思議なお花ですね。
石畳の模様がとてもシックで素敵です。

・・・今日はコメント入るのかな!?
by 駅員3 (2013-11-01 07:49) 

DON

ホトトギス 秋ですね~
ススキと同じく秋を感じます(^^ゞ
by DON (2013-11-01 07:50) 

やよりん

ホトトギスの花ってあるんですね。
知りませんでした。!(^^)!
by やよりん (2013-11-01 08:00) 

youzi

おはようございます^ ^ホトトギスは見る度に不思議な模様がと思います。茶花だったんですね。
by youzi (2013-11-01 08:06) 

hana2013

いかにも歴史を感じさせる、落ち着いた古刹の醸すムードが素敵、いいですね。
こうして見ると、やはりホトトギスって「わび寂びの和」だなぁって思ってしまいます。
渋い北山杉の山門に、ススキの穂の白さが栄えている。
お二階のは、書院造りでよく見かける丸窓でしょうか。こちらも特徴的なものですね。
by hana2013 (2013-11-01 13:17) 

ニッキー

ホトトギス、先日かみさんが行った昭和記念公園にあると聞いていたのでとても楽しみにしていたのですが、私は急用で行けず(*_*)
来年こそは生のホトトギスの花を見たいなぁ(^.^)
by ニッキー (2013-11-01 22:50) 

Ronnie

ホトトギスって粋な名前ですね(^^)
ススキも素敵ですね。
by Ronnie (2013-11-02 14:21) 

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