そして恵比寿へ 東京都写真美術館 [東京カメラ散歩]
どしゃぶりの豪徳寺で桜の花を堪能した後、
ずぶずぶになった足元と重たくなってきた...ジーンズに堪り兼ね...
移動することに。
向った先きは恵比寿。
東京都写真美術館。
東京へ行く事があり、時間に余裕があると必ず立ち寄る場所です。
このオセロ盤のような模様の床。
フランドル画派の絵に出て来る教会の床のような...
逆光で往来がシルエットになる風景が好きです。
でも流石にこの日は大雨で、平日の午後。
通る人もまばらでした。
今回は、3つの展覧会が開催されていました。
その中でもゆっくりと時間を掛けて見たのはこちら。
ロバート・キャパ
報道カメラマンの先駆者です。
1913年生まれのユダヤ系のハンガリー人
本名はアンドレ・フリードマン
スペイン内戦、第二次世界大戦、第一次中東戦争、
第一次インドシナ戦争と大きく変化する時代の中で
戦場の、戦場となった地域の人々を撮り続けました。
それぞれの戦争をリアルタイムで体験し、
従軍して写した戦争の写真は時代の記録としても貴重なものです。
中でもノルマンディ上陸作戦の浜辺の光景を
連合軍の側から写した写真は圧巻です。
1954年には来日し、その頃の日本の風景も数枚残しています。
そして日本からインドシナ戦争の現場へ向い、戦場で地雷に触れて亡くなります。
享年40歳。
会場で購入を迷ったのですが、
カタログがやはり気になり、先日、郵送して頂きました。
気になる写真があったからです。
昔、住んでいた街の風景。Leipzig
会場でも通りの名前が書かれたフレートを
背伸びして見てみました。
今から25年前。
まだこの街は、こんな感じでした。
建物の壁には微妙な、不気味な凹みがあって...
いつ建物の陰から、戦闘服を着た人が現れても
不思議ではない。
5年前にこの街へ行った折もまだ、
戦前、戦中からの建物も一部残り、
煤けた街の街路はそれほど綺麗にはなっていませんでした。
どこかで見かけたような風景。
今度、行く機会があったら...と。
ロバート・キャパの写真
被写体となっている人物が活き活きとしています。
戦場という異常な、死と隣り合わせの場所であっても、
被写体となっている人物には、それに立ち向かっている力が感じられます。
これにて4月1日からの4日間に東京でデジタルカメラで撮した写真は、一応おしまい。
あとは...OM-1で撮影したLomographieのフィルムが
届いたら数枚をupしようと思います。
追記:
ryo1216さんのブログ記事で
この東京都写真美術館は改装のため9月から休館となると
伺いました。それもあって今回は、ぜひと思い、訪問した次第です。
キャパ展は5月11日まで。
今日のおまけ…
筍入り炊き込みご飯 生姜風味
少し、塩味が弱かったかなぁ...
でもまずますのお味でした。
ずぶずぶになった足元と重たくなってきた...ジーンズに堪り兼ね...
移動することに。
向った先きは恵比寿。
東京都写真美術館。
東京へ行く事があり、時間に余裕があると必ず立ち寄る場所です。
このオセロ盤のような模様の床。
フランドル画派の絵に出て来る教会の床のような...
逆光で往来がシルエットになる風景が好きです。
でも流石にこの日は大雨で、平日の午後。
通る人もまばらでした。
今回は、3つの展覧会が開催されていました。
その中でもゆっくりと時間を掛けて見たのはこちら。
ロバート・キャパ
報道カメラマンの先駆者です。
1913年生まれのユダヤ系のハンガリー人
本名はアンドレ・フリードマン
スペイン内戦、第二次世界大戦、第一次中東戦争、
第一次インドシナ戦争と大きく変化する時代の中で
戦場の、戦場となった地域の人々を撮り続けました。
それぞれの戦争をリアルタイムで体験し、
従軍して写した戦争の写真は時代の記録としても貴重なものです。
中でもノルマンディ上陸作戦の浜辺の光景を
連合軍の側から写した写真は圧巻です。
1954年には来日し、その頃の日本の風景も数枚残しています。
そして日本からインドシナ戦争の現場へ向い、戦場で地雷に触れて亡くなります。
享年40歳。
会場で購入を迷ったのですが、
カタログがやはり気になり、先日、郵送して頂きました。
気になる写真があったからです。
昔、住んでいた街の風景。Leipzig
会場でも通りの名前が書かれたフレートを
背伸びして見てみました。
今から25年前。
まだこの街は、こんな感じでした。
建物の壁には微妙な、不気味な凹みがあって...
いつ建物の陰から、戦闘服を着た人が現れても
不思議ではない。
5年前にこの街へ行った折もまだ、
戦前、戦中からの建物も一部残り、
煤けた街の街路はそれほど綺麗にはなっていませんでした。
どこかで見かけたような風景。
今度、行く機会があったら...と。
ロバート・キャパの写真
被写体となっている人物が活き活きとしています。
戦場という異常な、死と隣り合わせの場所であっても、
被写体となっている人物には、それに立ち向かっている力が感じられます。
これにて4月1日からの4日間に東京でデジタルカメラで撮した写真は、一応おしまい。
あとは...OM-1で撮影したLomographieのフィルムが
届いたら数枚をupしようと思います。
追記:
ryo1216さんのブログ記事で
この東京都写真美術館は改装のため9月から休館となると
伺いました。それもあって今回は、ぜひと思い、訪問した次第です。
キャパ展は5月11日まで。
〜*〜*〜*〜
今日のおまけ…
筍入り炊き込みご飯 生姜風味
少し、塩味が弱かったかなぁ...
でもまずますのお味でした。
ボクは戦争をまったく知らない世代。
戦争遺構に出向いたりはするけれども、当時の悲惨さはかなり薄まった状態でしか伝わってこないし、正直分かってないことばかり。
せっかく写真と言うもので残してくれたのだからボクは見てみるべきだと思いました。
沖縄に行ったときに見た戦中のパネル写真はきつかったなあ・・・
by ちょいのり (2014-04-18 01:55)
この美術館、まだ行ったことがありません。
戦争中の写真は悲惨ですが、心に響くものがありますね。
by toshi (2014-04-18 05:58)
おはようございます。
昨年?某国営TVで観ましたが・・・奥深い作品残されてますね。
by YUTAじい (2014-04-18 06:34)
ガーデンプレイスは仕事でよく行くのですが
ここには入ったことが有りません。。。
今度入ってみようと思います^^)☆
by 獏 (2014-04-18 06:50)
まだビール苑が有った頃は よく行ってたんですけど
恵比寿って通過するだけに なっちゃいました(;^ω^)
by DON (2014-04-18 07:18)
この方の写真、とても訴えるものがありますね。
大好きな写真家のひとりです。
by 駅員3 (2014-04-18 08:10)
報道する側が、しっかり伝えてくれないと
平和な国に住む者にとって
戦争はゲームのような感覚になってしまいますね。
キャパに展覧会、気になっていました。
by まこ (2014-04-18 09:18)
オセロ盤は、市松貼と言います。
母が、一昨日、筍の炊き込みご飯を作ってくれました。
この時期は、美味しいですよね。
by Falcon (2014-04-18 09:45)
ロバート・キャパの名前は、写真に疎い私でも存じております。
そう、先日沢木耕太郎氏がキャパの写真について考察をされていたかと。
日本と同じく、連合国の空襲を受けて多大な被害を受けたドイツ。って、それについてはorange さんの方が何十倍も詳しくていらっしゃいますが・・・
壊れた煉瓦のひとつひとつを集めて元に戻したドイツ、だからこそ今でも国中に美しい街並みが残されているのでしょうね。
この夏、甥が語学研修でドイツに行くとか。家族までその気になって遊びに行こうかとなっているとは、サスガは我が弟!
by hana2014 (2014-04-18 11:35)
ここの美術館は前から気になっていましたがなかなか
縁がありません。写真を通して訴えてくるものがありますね。
生姜風味の筍ご飯も美味しそうです。今まさに旬ですね。
by citron (2014-04-18 13:34)
洗浄での報道カメラマンは死と隣り合わせですね
だから臨場感が溢れる写真が撮れるのでしょうか
花の顔色を見て撮る?、私にはまねができません
by koh925 (2014-04-18 17:30)
こういう美術館は行ったことがありませんが
何かを得るものがありそうですね。
竹の子ご飯も季節のもので美味しそうですね(^^
by 美美 (2014-04-18 19:36)
写真美術館というものがあるんですね!
知らなかった!
ロバートキャパさんは、体を張って写真に残してたおかげで、歴史を見ることが出来ますので感謝です。
40歳とは若すぎ…
by おーやん (2014-04-18 20:42)
関東に住んでいながら写真美術館知りませんでした(^_^;)
9月の休館までにぜひ行ってみたいと思います(^.^)
恵比寿、東京都写真美術館ですね( ..)φメモメモ
by ニッキー (2014-04-18 22:14)
恵比寿に美術館があるんですね。
通勤で日比谷線の乗り換えで利用していますが、
走って通過する駅って感じになっています。
でも、恵比寿は帰りの山手線でよく一緒になる
フランス人の女性とお友達になれた駅でもあります。
by youzi (2014-04-20 22:02)