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日本語になったドイツ語  シュラフ [日本語になったドイツ語]

もう子どもたちは夏休みに入ったようですね。
電車や地下鉄、街中でも子ども連れの姿をよく見かけます。

我が家も子どもが小さい頃は、キャンプへも行きました。
よい思い出ではあるのですが(少なくとも親の立場では…)、
半ば義務のように感じていたかもしれません(自戒!)

さて今日のお題は「シュラフ」です。
シュラフ.JPG
ヨーロッパでも酷暑が一段落し、少し過ごしやすくなりそうです。
旅行のシーズンですね。

若者の旅行といえば…リュックサックにシュラフを乗せてと決まっています。

ドイツでも色々な割引切符があります。
DB(Die BahnドイツのJRのような鉄道会社)のインターネットの予約では
行き先や人数、年齢を入力するともっとも安い切符を紹介してくれます。

シュラフはシュラーフザックの省略形(日本独自の手法ですね!…パソコン!のように)
der Schlafsack(シュラーフザック)が元々の単語です。
schlafen(シュラーフェン)=眠る、Sack(ザック)=袋 => つまり寝袋[眠い(睡眠)]

登山用具にはたくさんドイツ語が使われています。
リュックサックもder Rucksackですから。
Sackとは袋の意味です。

オーストリア、特に山がちな地域などでは行き止まりの露地などによく出くわします。
そんな袋小路を Sackgasse(ザックガッセ)と呼びます。
Gasseは幅の狭い露地を指す単語です。


Gesehen!(26)  コメント(7) 
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コメント 7

perseus

こんばんは。
一応、大学では第2語学でドイツ語を選択したのですが、
全く実用的では無い授業だったのかな??と思うほど
『日本語になったドイツ語』の方が面白いですね^^
色々と教養が増えることに、感謝です^^
by perseus (2010-07-23 01:24) 

toshi

シュラフ、寝袋ですか。寝袋はインドやネパールで
体験しましたが、ちょっと辛いです。
by toshi (2010-07-23 10:22) 

orange

perseusさん
ありがとうございます。そう言っていただけると嬉しいです。
ドイツ語って硬い、難しい!のイメージがありますが、
言ってみればドイツでは子どもからお年寄りまで、つまり
日常的なことももちろん話しているわけですから…
学生の頃は、哲学=ドイツ語みたいなイメージもありましたが、
ドイツ人だってうわさ話も好きですし^^、生活に密着した表現もあるわけです。言葉ってそんなもんですよね。
楽しんでいただければ幸いです^^/

toshiさん
実体験付きで、ご存知ですよね。そう思ってました。
インドやネパールでの寝袋生活。けっこうサバイバルな旅行を
されていますね。地面の感触が直接伝わるところはたいへんそうですね。
by orange (2010-07-23 16:03) 

carotte

シュラフは端折った言い方だったんですね。
昔、友人が寝袋と言っていたのに、突然、シュラフと言い出して、いったい何のことだ?と思ったものでした。シュラフと言われたとたんに、なんだか寝袋が違うものに見えて来たりしますね。
by carotte (2010-07-23 22:45) 

orange

carotteさん
言葉は面白いですね。端折るのは日本語だけに限ったことではありません。ドイツ語でもフライドポテトのことをPommes(ポメス)と言う事があります。これはPommes frites(ポム フリッツ)を略した言い方です。呼び方によってイメージが変わる。ありますね^^
by orange (2010-07-24 08:33) 

MERRY

ドイツはトランジットで数時間滞在しただけです、そういえば・・。
うちも息子が小さい時に年に14回ぐらいキャンプに行ってました。
ある日、息子が「たまには家でゆっくりしたい・・・」とぽつりと言ったのが、思い出です。
by MERRY (2010-07-24 20:09) 

orange

MERRYさん
1年に14回はすばらしい記録ですね。毎月1回〜2回。
正直な息子さんです。それもきっと心の宝物ですね。
by orange (2010-07-24 23:02) 

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