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曼珠沙華 という名 [和歌山]

彼岸花については、色々なイメージがあるようですね。
実は、私もそうでした。

子どもの頃に聞いた話。
それは「何となく怖い」というイメージを私の心の中に植え付けてしまったのかも
しれません。

少し気になったので、調べてみると

曼珠沙華(まんじゅしゃげ)は、サンスクリット語で天界に咲く花という意味。おめでたい事が起こる兆しに赤い花が天から降ってくる、という仏教の経典から来ています。

という解説がAllaboutに出ていました。
この名前の意味は知りませんでした。

ma5.jpg

この花の球根には毒性があるため、昔は土葬をしており、
屍がネズミやモグラに荒らされては困るので、墓地の周りに植えたらしいともあります。
また、百合科のこの植物の球根は水に晒せば、毒抜きができるため田んぼの畦などに植えて
非常時の食糧としていたらしいとの記述もありました。

ma1.jpg

球根植物ですから植えっぱなしにしておいても、その場で増え、そして葉も細くシューッと
伸びるだけですから、田んぼの邪魔にもならず…都合がよかったのでしょうね。

ma2.jpg

大ぶりの花で、背丈も高いとなると個々の花をしっかりと写し出すのは
とても難しいとおもいました。
また前回も書きましたが外付けファインダーを忘れてしまったので、
液晶画面がみずらく...よる年波で目のピントも怪しくなりつつあって(汗[たらーっ(汗)]

あっ!30代の方、ご注意ですよ!!30代後半から老眼は始まりますからね!!余談でした^^?

とここまでの今日のup分は、OM-1用のレンズを使用しての撮影でした。
そして次の1枚は、デジタル 17mm f/2.8で オートで撮ったものです。

ma4.jpg

群生している美しさに惹かれて同じ場所で沢山の写真を写しましたが、
機会があれば、陽射しの異なるところでも写してみたいと思いました。

次回も秋の風景写真におつきあいください。

Gesehen!(25)  コメント(18) 
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コメント 18

niki

球根は食べられるのですか!知りませんでした!
ユリの根のように気を付けないとゆでたりして形が
なくなってしまうのでしょうか・・・?
ずっと「死」と関係あるのかと思っていましたが、
そのような理由でお墓の周りに多かったのですね~^^
by niki (2011-10-01 00:26) 

toshi

サンスクリット、同じインドアーリア語ですね。
私は、忘れてしまいましたが、母が、この言語で
写経を一つ残しています。

by toshi (2011-10-01 00:32) 

perseus

こんばんは。
昔から彼岸花を家に持って帰ったらダメ!という事を聞
かされていましたので、最近までは若干の恐怖もありました。
だからか、どこか撮影から遠ざかっていた面もあったのです。
ところで、彼岸花って球根植物だったのですね!?
ここの所、車の運転中に「彼岸花ってどうやって種が飛んで
くるんだろう??」と的外れな疑問を抱えておりました(汗)
by perseus (2011-10-01 01:18) 

orange

nikiさん
おはようございます。
基本的には飢餓食として用いられたようなので、毒性もあるので素人は扱わない方がよさそうですよ。
そうたぶんこの毒性があるために、人々がその犠牲にならないように忌み嫌うイメージが定着したのかもしれませんね。
by orange (2011-10-01 07:57) 

orange

toshiさん
おはようございます。
サンスクリット語でお母様は写経をされたのですね。
凡字は、今ではあまり見かけなくなりましたが、昔は日本の仏教の世界でも多く使われていたのでしょうね。インド語にはヒンディーやウルドゥーもありますね。toshiさんもどれかの言葉がお分かりですか?
by orange (2011-10-01 07:59) 

orange

perseusさん
家に持込まないように…と言って言い伝えができたのも、この毒性のためだと思います。でも不思議な形のお花ですからね。
田んぼの畦などで固まって生えているのはそのためでしょうね。でも種も出来ますよ。百合も種で増える種類もありますから。
今日も爽やかなよい一日になりそうですね。…今日は一日窓のない部屋での仕事です><;...きれいな夕焼けが見られるとよいのですが。
by orange (2011-10-01 08:04) 

あら

私もあんまりいいイメージではなかったけど、説明を読んだらいいとこだらけじゃないですか!
イメージって怖いですねw

by あら (2011-10-01 08:44) 

carotte

そういわれると、いつもお墓やお寺のあたりに咲いていましたっけ。それにお写真のとおり田んぼのあぜ道とか。これだけ集まってい咲いていると、やはり炎のようですね。
老眼鏡.......使ってます ^^; パソコンも2倍に拡大。場合によって3倍くらいにしてしまうことも。いたしかたございません。年取ればそうなります。^^
by carotte (2011-10-01 09:53) 

Ronnie

初めて彼岸花を見たのは実家の墓地の周りです。葉と花芽が別々なのが不思議で、赤い色が綺麗で、ワタシは好きでした。
あるとき、実家の庭に突然2株くらい咲きまして(植えた覚えないのに)、母が「死人花」と言って嫌がっていました。
by Ronnie (2011-10-01 12:33) 

けん

1週間ぶりのこんにちはです。
すごい彼岸花の群生!
やっぱ遠出しないといけませんね。
30代後半の後半、そろそろ老眼に注意・・・です。
by けん (2011-10-01 14:56) 

きんた

曼珠沙華は毒があると教えられ、子供のころは良いイメージがありませんでした。
老眼とは思いたくありませんが、視線を替えた時に見づらいことがありますが疲れ目ということにしています(#^.^#)。

by きんた (2011-10-01 18:16) 

クローヴ

おめでたい事が起こる兆しに赤い花が天から降ってくる。。。
本当にそんなことが起こったらいいな☆と思ってしまいました(^^)
by クローヴ (2011-10-01 20:31) 

orange

あらさん
ですよね。この話は初めて読みました。
でも毒の被害に遭わないための怖いイメージですからね。気をつけましょう!
by orange (2011-10-01 20:43) 

orange

carotteさん
これだけ群生している様子は、私も初めて見ました。
西向きの斜面で、とても鮮やかな赤でしたよ。
フランス語では”老眼鏡”のことを何と言いますか?ドイツ語は読書用メガネと呼びます。この呼び方が気に入っています^^。やはりドキッとしますよね。私は2焦点レンズです(汗)
by orange (2011-10-01 20:46) 

orange

Ronnieさん
そうですね。突然咲き始めるとビックリですね。
お母様のお気持ち、お察しいたします。
このような田園風景ではとてものどかでいいなぁと思いましたよ。
by orange (2011-10-01 20:48) 

orange

けんさん
こんばんは。一週間過ぎるのが早いなぁと思います。
秋は次第に深まっていますね。
群生している風景はやはり田んぼの畦などでしょうね。今日は、天満橋の北/西側のたもとで数株まとまって咲いているのを発見しましたよ。
えぇぇえ、あれだけシャープな画像を生み出すけんさんは、まだ大丈夫でしょう^^。
by orange (2011-10-01 20:52) 

orange

きんたさん
私も同じでした。でも花の形はおもしろいと思いました。
そしてこんな風景の中だとなんだかホットする感じがします。
30代後半からは全く普通のことらしいですよ。私は常々メガネを使用していますが、なんと!!老眼用のコンタクトもあるそうですよ。
by orange (2011-10-01 20:57) 

orange

クローヴさん
こんばんは。極楽浄土のようですね。
そう言われるとそんな雰囲気をもったお花の形です。
そっと野におけ曼珠沙華ですね。
by orange (2011-10-01 21:02) 

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