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DBの車窓から [ドイツ]

夏祭りの気配が感じられる季節になってきました。
天神祭。今年は両日(24、25日)ともお仕事で...

ほんの目と鼻の先に...
言ってみれば、まさに天神さんのご町内に居るのですが...
周囲の賑わいをよそに...お仕事です。

....ということで、気分だけでも列車の旅。
そろそろベルリンを離れます。

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Maitag(メーデー)を含めて連休となる週末のベルリン駅。
帰省をしたり、家族旅行をする人で少し混雑していました。

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乗った列車はハンブルクまで。
そこでブレーメン行きに乗り換えます。

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こんな風景を眺めて。
菜の花の海。
ベルリンからハンブルクへの路線。
北ドイツを走るDBの車窓からの風景は単調です。

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ちょっと退屈して
車内をちょっとだけ...
好きな色。青色。


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ブレーメン行きの路線。
クロスワードパズルがお好き。

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お歳を召しても...「さぁ、行くよ」


〜*〜*〜*〜


今週は、あぁっあぁぁぁ...と言う間に過ぎてしまいそうな予感。

いつもお立寄り頂きありがとうございます。
折々に、お伺いさせて頂きたいと思っておりますが...

混み合う時間は、やはり重たく...
ちょっとイライラ。

ご訪問、遅れがちですが[ふらふら]ご容赦ください...

暑さにお気をつけくださいませ[揺れるハート]




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緑溢れる安らぎの場所 [ドイツ]

前ページの1300件通過の記事に
お祝いのコメントを頂きありがとうございます[ハートたち(複数ハート)]

気づくとカテゴリー”ドイツ”の件数がけっこう増えていることに
我ながら^^# 驚きました。

さて、連休を使っての“里帰り”のドイツ旅行。
ベルリンを離れて移動したいと思います。

…が、その前に
今回、連休にベルリンへ行った理由とでもいうべき、
一つの訪問地の 写真をupします。

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ベルリン市の北西部。
Spandau(シュパンダウ)と呼ばれる地域にある
共同墓地です。

白樺の幹に展開し始めた新緑の色が美しい季節です。
墓碑はありませんが、縁がる方がここに永眠しています。


仕事でお世話になった昔の上司。
亡くなった司馬遼太郎さんに風貌がよく似た方で、
ちょっと”がんこ者”、ちょっと”変わった人”だったので
日本の会社では、日本の社会では生きにくかったのかもしれません。

「和独辞典なんて使っているうちは、まともなドイツ語は書けるようになりませんよ」と
よく言われたものです^^?


ある日、淀屋橋の駅で地下鉄を降りると、
私の携帯が鳴っり、電話の向こうの方は「ベルリンの日本大使館ですが」…と。

「◯◯さんをご存知ですか?」
「はい、以前、仕事の上司でした。」
ご家族がいなかった彼は、パスポートの後ろに私の住所を連絡先として
書いていたことを思い出しました。

当時、夫も同じ職場だったので、突然の知らせに驚き、
その年にも夫婦でベルリンへ行っているのに、彼に会わずに帰ったことを悔いました。

現地の知人達が、葬儀には出席をしてくださり、
今回は、その知人たちと一緒に
彼の墓所を再訪。

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静かな場所で、さぞや読書がゆっくりできることでしょう。
相変わらず、ずり落ちるメガネをかき揚げながら、
ドイツ語を勉強し続けているのかもしれません。


この書籍の出版に際しても、出版者との意思疎通が旨くいかず、
再販はされませんでした。
もう中古で入手できるのみかと。

昔、”壁”の有った頃のお話です。
私のことも(笑)書かれています。ご興味があればご覧ください。


私のベルリン巡り―権力者どもの夢の跡 (中公新書)

私のベルリン巡り―権力者どもの夢の跡 (中公新書)

  • 作者: 三宅 悟
  • 出版社/メーカー: 中央公論社
  • 発売日: 1993/04
  • メディア: 新書




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こんな夕陽を見ていると
私もずっとこの街暮らしたいと思ってしまいます。

外国で生きて行くこと。
言葉は理解できても、それはそれなりに大変なことなのですが。

ドイツでは幾つかの街に住みましたが、
その中で、ベルリンは一番、心地よい場所のように私は思います。

だからまた、近いうちに”里帰り”^^


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このあたりで宿へ..Savoy Berlin [ドイツ]

ちょっと街ぶらに疲れたので
ホテルへ戻ります。

…多忙につき、資金不足につき..つまり..貧乏暇無しにつき..里帰りできないので..
.......写真散歩がしばらく続きそうです。
おつきあいください^^

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Hotel Savoy in Berlin
1929年にHeinrich Sraumerの設計で建てられたホテルです。
シップルな外観ですが、趣のある建物です。
ベルリンで初めて各部屋にお風呂を備え、
ルームサービス用の押しボタン装置を配置していたそうです。

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また第二次世界大戦中にベルリンの日本大使館が空襲により破壊された折りには、
1943年から45年までホテルの数室が大使館として使われました。

ベルリンが激しい空爆で壊滅的な状況になる中、この建物だけは奇跡的に残りました。
1945から1946年の間は、イギリス軍の駐留本部として使われます。

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由緒あるホテル。
トーマス・マン、ハインリッヒ・ベル..
芸術家、執筆家の出会いの場所だったそうです。

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静かな午後のロビーでほっと一息。
一つの定宿が少し前に閉館してしまい、
初めて泊まりました。
伝統あるホテルだけに、少々敷居が高いのかな?と思いましたが、
落ち着いた雰囲気の調度品が心地よく、
ゆったりとした時の流れを感じる空間を楽しむことができました。

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朝食のテーブルです。


分かりますか?
これは何をしているのでしょう。

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蜂蜜。蜂の巣から滴り落ちる蜜を頂きます。
黒パンにつけて頂きました。


ふと外を見やると..
新緑が綺麗です。

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朝食後、中庭に行くと...
スズランが。

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お部屋の写真は撮りませんでした。
到着が遅かったので...

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朝、小さなバルコニーへと続くドアから差し込む
陽射しは心地よく...

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火災の時は、エレベーターのご利用はおやめください...
こんなエレガントなフォントで書かれたら....
何のことかと思ってしまいますね^^





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eine dunkle Vergangenheit [ドイツ]

ベルリンの街には
どことなく重たい空気が流れているような感じかして..
何人かの方が、コメントに書いていらっしゃいました。


暗い過去を呼び覚ます痕跡

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1936年に開場し、
オリンピックが開催された競技場。

時の政権の権力を象徴するかのような
威風堂々とした建物。

柱には当時はハーケンクロイツが掲げられていた。

権力の暴走。プロパガンダの道具となったオリンピック。


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森に囲まれた小さな駅。
今では行き止まりとなった線路。
当時は多くの貨車が往来し、
次々と人々を運び去った。”浄化”のために...


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権力の暴走。
それは遠い昔のことではなく...
どこにでも起こりえること。


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静かな祈りの風景 [ドイツ]

前ページへのniceやコメントを頂きありがとうございます。

皆様からのコメントを嬉しく拝見いたしました[わーい(嬉しい顔)]

…と気づくともう月が変わり、7月。
記事upは、市松模様でまずはしてみようかと...思います。
今後とも、よろしくおつきあいくださいませ...


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今日は、1枚だけのupにて。

ベルリンでカメラ散歩の途中に
ちょっと立ち寄った教会の中。

入り口のテーブルに置かれた、来館者のメッセージノートに
光が当たっていました。

Gott segne dich!
神の恵みがありますように。
皆様へ感謝の気持ちを。


"半世紀倶楽部"
さる1号さんのネーミング^^ いいですね!

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ベルリンカメラ散歩 Hackescher Markt [ドイツ]

記事upのサイクルを作ろうとしつつ...
模様が乱れて...
アドバイスも頂きましたが...
周期を守った行動ができていないのは...事実[たらーっ(汗)]

気づけば...6月も末。
半年を確実に過ぎましたね。
夏休みの計画が気になっている方もいらっしゃるのでしょうか。

さて、
In Berlin habe ich mein Herz verloren...
ベルリンに[揺れるハート]を置き去りにして来てしまった
orangeの思い出カメラ散歩にもう少しおつきあいください。


今回、ご案内したいのは
ハッケーシャー マルクト と呼ばれるS-Bahnの駅近くにある
ちょっと素敵な場所。

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どうどうとした建物の正面です。
その近くには、”無印良品”の店舗もあったり...
まぁそこは..ちょっと気になるけど素通り...

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一歩中へ入ると

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青いタイルを表面にあしらったお洒落な建物が。
都市部に多い Hofと呼ばれる中庭を持った作りです。
建物を抜け、次のHofへ行くと風景が変わります。

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この辺り、戦前(第二次世界大戦)には、
ユダヤ人墓地があった辺り。
ユダヤ人が多く住む地域でもあったようです。

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この辺りの建物には、昔は手仕事の職人さんが多く住み、
工房としても使われていたようです。

静かな陽射しを浴びて...
静かに時を刻むHof。重苦しい歴史の過去の日々の痕跡を
さりげなく伝えているようです。

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ふと見上げると...
懐かしい形の照明灯。
東ドイツ時代..石炭の煤で黒ずんだ道を鈍く照らしていた街灯です。
冬には上に雪が薄らと積もったりしていました。


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優美なユーゲントシュティルの階段を発見。
この階段が導く場所にはどんなお部屋があるのでしょうね....


〜*〜*〜*〜


Eine Überraschung ^^

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ちょっと嬉しいサプライズ^^
控えめな甘さに...ほっと一息。

素敵なひと時を過ごさせて頂きました。
ありがとうございます。





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ベルリンカメラ散歩 地下鉄に乗って1 [ドイツ]

今回の旅では、緑の多い街を走るS-BahnやU-Bahnのある風景が
気になりました。
なぜか、にわか撮り鉄。

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今回のベルリン滞在最終日、
ちょっと行ってみたい場所があって、
夫様とは別行動。

訪ねた先は....

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昔、この街で学生をしていた頃、
よく利用した地下鉄の駅。
地下鉄3号線(U3)のダーレム ドルフ。
Dorfドルフは村という意味です。
この辺りは静かな住宅街。
ベルリンの街が今ほど大きくなる前は、市街地から離れた、
田舎だったのでしょうね。

農家の建物を思わせるような造りです。
学生時代と変わらぬ雰囲気です。

駅舎の中も

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こんな装飾も。

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学生の頃は、こんなの...
気づかなかった。余裕なかったのかなぁ…


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この辺りには
大学の事務局や色々な学部の建物が集まっています。

色々な国籍、色々な年代の
学生とおぼしき人が...通り過ぎて行きます。
なんとなく...羨ましくもあり..
もう一度^^...と思ったり..


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通り過ぎるひとを見送りました。


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新しいけど古い匂いが [ドイツ]

自転車を持って鉄路で...
多くの方がおっしゃっているように
日本の都市部は…特に人が大すぎますね。

でも一部、乗車人数の少ない路線で行われているように..
日本でも増えるといいですね。
でもやはりマナーの問題。そこは改善が必要かもしれませんね。

…とそこで、引き続き
ベルリン都市部のS-Bahnの駅舎風景を。


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無骨だけど、どことなくエレガントな
鉄骨の骨組み。

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駅舎の窓…

こんな切り取りを重ねて
1ヶ月くらいこの街で過ごしたいです…夏だけでも...

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ちょっと手作りっぽい感じの駅名表示。

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窓拭が大好きなドイツの人も…
ここまでは手が回らない?
ちょっと汚れてました。


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Friedlichstraße(フリードリッヒシュトラーセ)
昔は鉄路で東ベルリンへ入るために開かれた唯一の駅。
重苦しい雰囲気がありました。
昔の記憶がよみがえります。

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でも、昔に比べると
駅舎もホームも綺麗になりました。
昔はもっと...色々な匂いがして、煤けていたのですが。

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写したい所、
写したいものをたくさん発見したBerlinの街。

……どうやら...心ここにあらず..
Ich habe mein Herz in Berlin verloren...



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自転車を持って電車で.. [ドイツ]

週末。家族で自転車に乗って/持って湖へ。
ベルリンの周囲にはたくさんの湖があります。
320万人以上が住む都会ですが、
S-Bahnで30分も走ればリゾート気分。

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便利ですね。
エコでしょう?
ワン子さんも一緒に。
大型犬だっておとなしく乗っています。

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自宅から自転車に乗って、近くの駅まで。
エレベーターに乗ってホーム階へ。

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家族でお出かけ。
週末の午後の風景でした。
可愛らしいお嬢さん。ちゃんとヘルメットも被っていますね。

大人だって…

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こちらはハンブルクの駅の構内です。


自転車を持って乗れるのは、
S-Bahn(郊外電車)だけではなく、
通常の鉄道路線でも

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こんなマークが付いている所が
乗車位置です。



……それで....こんな風景をベルリン/テーゲルの空港で見かけました。

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並んでいたほとんどの人が搭乗ゲートへ移動した後もなお、
この方は ずぅ〜っと地上スタッフと揉めていました。

Air BerlinというLCCのカウンターの前で、
どうやら自転車を預ける交渉をしているようです...
この便の行き先を見れば、ミュンヘン。
まぁ…自転車があれば便利ですけどね...街の中だって、
郊外へ行くのだって...
折りたたみ式ならいざ知らず[がく~(落胆した顔)]
そのまんま...は、まぁ..無理でしょうね(爆笑)

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ヴァンゼー(Wannsee)湖畔の公園です。
ちょっと肌寒かったのですが、
みなさん芝生に寝そべって日光浴。
週末のひと時をゆっくりと過ごしていました。



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再びベルリンへ [ドイツ]

ジメジメジリジリ..やはりこの季節は..
耐え難いので、ベルリンへ帰ります^^

…と言えたらいいのですが...^^?

気分だけベルリン散歩。
街角風景を数枚ご覧ください。

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S-Bahnのガード下。
この辺り、お気に入りスポットです。
Savignyplatz
なんだか子音が多いスペルでしょう?
サヴィーニュプラッツ
Plazは広場の意味。


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ガード下。
自転車があるのは...どこかの国と同じ。

ホテルへ向かう道すがら,,,
こんなプレートを発見[ひらめき]


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ディーゼルエンジンの Diesel "ディーゼル"って
人の名前だったのですね^^?

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見上げれば、こんな建物。
昔の建物を再建したのでしょうけれど、
エレガントな雰囲気です。

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お天気はあまりよくありませんでしたが、
新緑の出始めた枝が。

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今頃が一番気持ちのよい季節なんですよね...

〜*〜*〜*〜


北関東の方は思わぬ雨量のようですね。
気圧配置が理由のようですが、お気をつけくださいませ。

ブログupの曜日を決めようと思ったのですが...
初っぱなからズレちゃいましたね^^?

今日もお立寄り頂き、ありがとうございます^^♡



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